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海外取引所のBybitでは、標準機能として取引ボットというものが備わっており話題になっています。
この記事では、取引ボットの中でも特にデリバティブ取引ボットについて、
ボットの具体的な設定方法、好成績のボットを簡単にコピーする方法、私が実際に試してみた結果を解説します。
果たして稼げるのでしょうか?是非最後までお読みください。
コンテンツ
Bybitとは
Bybitは、使いやすく多くのユーザが使っている人気の海外取引所です。
Bybitでは、国内の取引所にはない通貨を数多く取り揃えているほか、最大100倍のレバレッジをかけた取引も可能です。
私自身も一番愛用しています。国内口座しかもっていない方はぜひ開設しておくと便利でしょう。
Bybitの取引ボットとは
Bybitの取引ボットは、それぞれのロジックで自動で取引をしてくれるボットを作成する機能で以下の4種類があります
- 現物取引ボット
- デリバティブ取引ボット
- 先物マーチンゲール (new)
- 積立ボット
今回は、デリバティブ取引ボットについて解説します。
仕組み・ロジック
デリバティブ取引ボットでは、グリッドトレードという昔からあるロジックに従って売買を行います。(現物取引ボットも同じです)
ボットは、指定された価格範囲内で機能し、グリッドで設定した値に到達したときに売り買いを行います。
具体的には、画像のように自身で設定したグリッドの価格まで下がったポイントで購入。
そのポジションがその1つ上のグリッドに達したら売却ということを何度も繰り返して利益を積み上げていくといったロジックです。
1回の売買での利益は毎回グリッド幅の金額になります。売りの場合は逆の操作になります。
ちなみに、価格上限/下限の範囲を超えた場合、売買は一旦ストップします。
画像を見るとわかりますが、このようなロジックは価格が一定の値幅を行ったり来たりするレンジの相場の時には強く、一定の利益をコツコツ積み上げていってくれます。
逆に、一方的な相場の場合はポジションが決済されないまま置き去りになり、多額の含み損を抱えてしまう場合があるので注意です。
デリバティブ取引ボットの設定手順
デリバティブ取引ボットの設定は、以下の手順で行います。
資金を「資産調達アカウント」に振替する
まず、取引ボットは資産調達アカウントにある残高からのみ作成可能なので、資産の振替によって資金調達アカウントにUSDTを移します。
この作業に手数料は発生しませんのでご安心ください。
ホーム画面から「取引ボット」>「デリバティブ取引ボット」を選択する
「手動設定」を選択し設定を行う(戦略)
設定部分は重要なため詳しく見ていきます。
「おまかせ」「ロング」「ショート」
「おまかせ」はロング(買い)とショート(売り)両方、ロングは買いポジションのみ、ショートは売りポジションのみを建てます。
ロング、ショートは相場が一方的であれば稼ぐことができますが基本的にはおまかせで良いと思います。
価格範囲
直近のチャートを確認して、日足などで価格がどのあたりを推移しているかを確認して価格範囲を設定しましょう。
急な変動に備えて広めに設定しておくのがよいです。後述するランキングに乗っている取引ボットの設定などを参考にしてもよいです。
私は2023年11月の状況を加味して、32000USDT ~ 42500USDTを設定しました。
グリッド数量(等比、等差)
グリッド数量はインジケーターのATRを目安にするとよいです。
TradingViewの1時間足や4時間足の平均値で、ATRを表示してその数値を確認しましょう。
グリッド数量から価格間隔を計算する必要がありますがATRのおおよその値が価格間隔と一致する程度に設定すればOKです。
*価格間隔 =(価格上限 - 価格下限) / グリッド数量
ちなみにグリッド数量の設定では「等差」と「等比」が選択できますが、これらはグリッドの間隔に違いがあります。
等差はグリッドの価格の間隔が一定で、等比はレンジの上限に近づくほど間隔が広くなります。基本的には「等差」でよいでしょう。
レバレッジ
レバレッジが高すぎると、急変動によってすぐにロスカットされてしまう可能性が高いため
最初は20倍程度に抑えておくと無難です。
詳細設定をする(任意)
参入価格、ストップ上限価格とストップ下限価格(損切ライン)が入力可能です。
この価格になったら参入したいという希望があれば参入価格(指値的な感じです)を入力。
急変動による損失が心配であれば、ストップ上限価格とストップ下限価格を入力しましょう。今回は入力しません。
手数料について
手数料は通常の取引と同じで利確 (Taker注文)の際に0.055〜0.1%引かれます。
利確の金額は手数料を加味して自動で設定してくれるので手数料負けの心配はありませんがあまりグリッド数量を大きくすると利益の効率が悪くなります。
手数料詳細:Bybit公式
注意:強制決済価格について
強制決済価格とは、デリバティブ取引でポジションを強制的に決済される価格のことを指します。
これは、Bybitのシステムによって自動的に設定されます。特に、レバレッジを100倍など高設定にする場合、設定した価格範囲よりも内側に強制決済価格が置かれてしまう場合があるので意図しないポジションの強制決済によって大事な資金を失わないよう注意しましょう。
ちなみに稼働中のボットの確認画面の『投資額を増やす』から、ボットに追加資金を投入することで、強制決済のラインを引き上げることも可能です。
(ただしこの場合、追加投入した資金は運用には回らず単に担保としての役割になります)
儲かってるボットをコピーして簡単に作成
取引ボットは、他にも儲かっているボットをコピーして簡単に自分のアカウントで運用できます。
売買条件の設定も確認できるので設定値の参考にするのもよいでしょう。
ランキングから『無料でコピー』をクリックして、自分の入金する金額を入力すればすぐにコピーすることができます。
ランキング上位のものをコピーすれば簡単に儲かりそうな気もしますが、ランキングの順位は頻繁に入れ替わっているので参考までにとどめておくと無難です。
稼働中のボットの確認方法
稼働中の取引ボットは、画面の「マイボットを見る」から確認できます。
ボットの稼働や停止の操作のほか、現在の取引状況、取引履歴などの詳細情報が表示されます。
下の黄色枠の強制決済価格ですが、持っているポジションによって変動するのであくまでも参考程度に見ておきましょう。
また、『投資額を増やす』を選択すれば追加資金の投入が可能です。
(※ただし、あくまで強制決済価格を引き上げるだけの目的であり、運用額は当初の額から変わりません。運用額を変更したい場合はボットを作り直す必要があります)
体験談:デリバティブ取引ボットを実践してみた
私は過去に2度デリバティブ取引ボットを実践したことがあるのですが、結果としては2回ロスカットを経験しています。
1回目
最初は含み損があったものの、価格の上下動によって収益を積み上げていきました。
しかし、米での報道が深夜にあったようで価格は一気に持ち上げられて一発でロスカットしました。
グリッド収益も168USDTで前日まではプラスで積みあがっていたのに惜しいですね...
2回目
BTCが大きなレンジで動いていることに気づいたため、それに合わせてチャネルを引き、チャネルの中でボットを稼働させることにしました。
しかし、稼働12日目、噂によるとイーロンマスクがBTCを大量に売却したとか。またもや深夜に急下落。
チャネルの真ん中からものの数秒で大きく飛び出し、〇亡しました。
実践で分かった取引ボットの強みと弱み
BTCの直近のトレンドとしては、長い間レンジが続いた後、急な動きが出るということを繰り返してるため、長期で保有しておくとロスカットするリスクがあります。
含み益が出たら、急変動によって利益がなくならないうちに利確を行うことが重要です。
また、私は2回ともレバレッジ100倍で設定しましたが、レバレッジが高いと収益獲得までの速度は速くなるものの、ゼロカット位置が近くなり、急変動に耐えられなくなります。
BTCの急変動を捉えられないうちは、レバレッジはほどほどに設定しましょう。
ボットを活用して収益を上げるためのTips
ボットを活用して収益を上げるためのTipsは以下の通りです。
- 儲かっているボットを参考に、設定を適切に調整する
- 急変動を想定したリスク管理を行う
- 利益が出たら丁寧に利確を行う
- 高いレバレッジは避ける
Bybitデリバティブ取引ボットは、うまく使えば安定してコツコツ利益を積み上げられる仕組みです。
ただし、急変動やリスク管理に注意しながら裁量で利確したりする必要がある点が少し難しいポイントです。
ぜひ、興味を持った方は、今回の情報を参考にBybitでのボット取引を始めてみてください。
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キャンペーンは期間限定なので、急いでチェックしましょう!